看護師のキャリアアップのプランと開発方法

ライター:鈴本 鈴

看護師を何年もしてきて、個人差はありながらも5~6年もすると「自分はこのままどうするんだろう?」と思ったりすることがあると思います。まずは、管理者になるのか?キャリアアップするのかを決める事になると思いますが、どんな道があるのかお話します。

careerup

看護師のキャリアアップはどんな道があるの?

看護師のキャリアップには管理職になって行く道と更に資格を取得する道とがあります。しかし、資格を取得した上で管理職になっていくことも可能です。

管理職の道は、看護主任⇒看護師師長⇒看護副部長⇒看護部長などですが、最近は看護部長が副医院長になる病院も増えています。

看護師の管理職は決して事務職ではありません。現場を知っていてこそであり看護のしきや経験を持っているからこそたくさんの判断が出来るというものです。
そして、俗に言われている看護師のキャリアップには

  1. 大学や大学院への進学
  2. 新たな資格の取得
  3. 転職

などがあります。

この2の場合において、専門看護師や認定看護師だと実際の経験年数の5年が必要になるために現場にて実践をしてみてから、その分野の専門か認定を選ぶのか?ということを考えねばなりません。

資格取得となると他にも治験コーディネーターや、救急救命士、日本糖尿病療法士、透析療法指導看護師、呼吸療法士、精神保健福祉士など看護をする上で専門性を高める資格はたくさんあります。国での資格や、各学会が認定しているものがありますので、自分がどのようなキャリアアップを望むのかを考えた上で取得するのがよいでしょう。




看護師のキャリアアップに必要な資格、研修、支援は?

キャリアアップするにはまずは資格というよりも計画が必要です。自分はどのようなキャリアアップしたいのか?そんな中で自分の人生を計画していくことが必要になるでしょう。
学びばかりしていて結婚は?出産は?タイミングが必要になることですが、例えば大学院に行ってる間でも結婚しますか?レポートばかり追われている時に結婚?となったりしないように人生の計画が必要になるのです。
現在は男性看護師も増えていますから、女性と男性の役割は違いがあるのである程度は人生計画が必要でしょう。
それと、金銭的な計画が必要になります。

そして、資格を取得するための研修は、例えば、呼吸療法士であれば「日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会が合同で実地する呼吸療法認定士認定講習会を受講することが必要です。
受講の資格は看護師なら経験年数2年以上、准看護師であれば3年が必要です。だれでも経験があれば受講可能であり、受講後の認定試験に合格すれば資格取得となります。しかし、殆どの認定資格に関しては5年ごと程度の資格の更新があります。学会認定の資格についての流れは大体が同じであり、認定講習会を受講し、認定試験を受けることになります。
金額的には講習会が2~3万円で、試験が1~2万円が多いかと思います。認定講習の日程にもより講習会が1週間以上あるようであれば10万円近くになる資格もあるでしょう。
どんな資格があるのかは、「かがやきナース」http://kagayaki-nurse.jp/career/のサイトが詳しく載せているようで参考にしやすいです。

そして、キャリアアップのための金銭的支援についてはいろいろな方法があります。
まずは、日本看護協会が行っている「看護師のキャリアアップのための看護協会での奨学金」があります。
他には認定看護師や専門看護師では、県がサポートをしたり、病院組織がサポートしたりしています。
学会認定の資格を取るための支援は、あまり耳にすることはないのですが取得後にその資格にてお給料が上がるような資格であれば病院がサポートしてくれるかも知れないので相談してみることが一番でしょう。

キャリアアップした場合の看護師の給料

これからキャリアアップして、こんなことしたいんだ!っと、夢に燃えているかもしれないのですが、
病院や組織が必要としていない資格や認定であれば、お給料には反映しません。自分の看護が確立していくことがキャリアップの一番のゴールだと思っていただいた方が良いでしょう。

実際的に私事ですが、看護の経験の中で患者さんの訴えをもっと聞けるようになりたい、そして同僚や後輩の話も聞きながら何かを解決していきたいと私はまずは「心理相談員」という「働く人の健康を守る」という役割の資格を取りましたが、給料のアップはなかったです。それまでの看護経験で呼吸器を装着している患者さんが多かったために「呼吸療法士」の資格を取りましたが、やはり給料アップは無しです。
更に「治験コーディネーター」の研修を受講し、修了証を得ていますが活かすことなく給料アップはないです。
その時の私は大学病院に勤めていましたが、治験コーディネーターとして働いているわけでないので給料のアップに繋がらないままでした。

しかし、退職し、ほかの病院や組織などでの就職活動では経験としての基本給への加味はあります。
働く先の、働いている病院組織が、どのような看護師を希望しているのか?ということが給料アップとなっていくのです。




留学した場合に看護師はキャリアアップできるの?

看護留学して帰国した看護師が日本での看護活動において、留学自体がキャリアップになると事はありません。
実際に海外で看護したいとなると、改めてその国での看護師としての資格を取る必要があります。
従って、働く資格が違うので日本での留学考慮はありません。

しかし、現在は外国人患者が増えていることもあるので語学力として就職する際にアピールすることでお給料の額面への考慮はあるかもしれないので、就職面接の際に伝えて損はありません。
だからといって、留学した後に看護師としてキャリアアップできないか?ということでなく、上記1~3までに記載した通りになるということです。
海外での看護経験自体がもたらすものは、自分の看護としての経験であり財産です。大切にしていただきたいと思います。

看護師のキャリアアップのまとめ

「看護師のキャリアップ=管理職」という時代から、看護の専門性が高まり、各分野に看護師の専門性を高めるための資格や認定制度が広がっています。
みなさんは、「看護師のキャリアップ」とはどんなことだと思っていますか?

患者さんに害が及ぶことは看護とは言えないと考えます。ナイチンゲールは「看護とは患者の自然治癒力を高めることである」と言っていますから、患者の体力を消耗させることや、生きる力を奪うようなことは看護ではないでしょう。

しかし、「いい看護」とはどのようなことでしょう。みなさん、少しでも患者さんに「いい看護」をしたいと考えるからこそのキャリアアップなのでないでしょうか。毎日が同じ繰り返しで疲れてばかり、、、そんな時には、自分は今までの経験の中でどんな事に興味を持っていただろう?と考えて行きましょう。そこからキャリアップが始まっていくこともあります。これがキャリアップの開発法の一つです。

給料の額面が増えなくても何かしらの学びを深めたい。その思いから資格を取得したり、認定をとったりすることにつながると思います。その結果、お給料に違いが出ることがある。ということでしょう。十分な計画を立てて、途中での挫折がないようにしていきましょう。




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