デイサービスの看護師に求められる役割や仕事内容、やりがいや楽しみ方

ライター:鈴本 鈴

dayservice

「デイサービス」。高齢化社会が進むにつれて、耳にする言葉となったと思います。しかし、デイサービスとはどのようなところなのか、ご存知ですか?私自身も働いてみることで、いろんなタイプのデイサービスがあるんだな・・・と知りました。そんな経験を含め、デイサービスの現状や、デイサービスの看護師さんのことなどをお話していこうと思います。

デイサービスで働く看護師とはそもそもどんなもの?

デイサービスでの看護師の役割

いつも最初の言葉になりつつあるのですが・・・「基本的に看護の仕事」に変わりありません(笑)
看護師の仕事は、

  1. 診療上の介助
  2. 傷病者、褥婦の日常生活上の世話

この二点で成り立っているので変わりがないのです。そのような中で、働く場所が多様化してきて、その場に求められることが細分化してきていると思ってください。ですから、デイサービスでの看護師の役割となると、デイサービスとはどんなところなのか?ということを知っていく必要があるのです。

デイサービスとは、通所介護施設のことであり日帰りで施設に通い、食事や入浴などの日常生活上の介護や機能訓練=リハビリなどを受けることができるサービスのことです。対象となる利用者さんは自宅にて生活している方達です。この利用者さんとケアマネージャー、地域の医師、入所施設、訪問看護師とつなげていくことが必要になります。最近ではリハビリ重視のデイサービスが多くなってきており、リハビリすることで生活を縮小させずに済むようにしようとする施設です。

自分が努めようと思う施設がどのようなことに力を入れているのか?調べて見ることは大切になりそうです。

仕事内容は主にこんなこと

デイサービスにおいて看護師は、利用者さんにとっては一番身近な医療者となります。たくさんの人が交差しながら働く場所ですが、医療行為を行って良い人は看護師しかないことになります。看護師にとっては当たり前の意識しない血圧測定も、医療行為なのですよ。そのような中では、やはり血圧測定、脈拍測定、体温、呼吸、SPO2などの測定をし、デイサービスに参加して良いのか?の医療的判断が必要になります。更には、サービスの提供中の体調管理。サービス提供後には、連絡事項がないか?を確認して、情報提供が必要なこともあります。

もちろん・・・脅かすわけではないのですが、サービスの提供中に利用者さんの状況が急変することもあります。って、ことはその場での対処が必要とされます。当然、医療機器など充実されているわけなく、あるもので、出来ることをするしかないのですが、看護師の倫理的行為から逸脱していなければ心配する必要はありません。

デイサービスには配置基準で看護師を置くことが決まってる?

配置基準の内容はこんな事

デイサービスは通所にて介護を、リハビリを提供する場所になることは、先に述べています。さて、そのような場所に看護師は必要なのでしょうか?となると、先に「何をするのか?」などを述べているので問に対する答えは「YES」になります。ちなみに配置基準は「通所介護施設ごとに1名」が必要になります。

しかし、1名だけでは成り立ちませんよね、365日を1名だけで担うことができないわけですから数名の看護師を雇うことになります。ただ、一日だけ見れば看護師は1名いれば良いことになります。介護士さんは施設の大きさにより人数が違うのですが、看護師は1名いれば良しになっています。

現状はしっかりと配置基準を満たせてる?

これは、満たせています。施設基準ですから満たしていないと開所できないことになります。満たしていいない場合は閉鎖です。この配置基準を満たす上では正看護師、准看護師の縛りはありません。准看護師が1名でも同じ看護師のカウントになります。准看護師で働こうと思う人には道が開けますよね。

最近は、医療法人がデイサービスを開設している場合が多くなってきていますが、この場合は少し違います。配置基準自体が少し違うと言ったほうが良いかもしれませんが、病院自体がデイサービスの事業所を併設すると、病院の看護しがいますよね?そうなると、直ぐに看護師が駆けつけることができるため、専従する必要がないのです。




デイサービスの求人はある?

求人情報はどこに?志望動機はどんなのが多いの?

求人情報は現在はインターネットで検索するもよし、人材派遣会社にて探すもよし、デイサービスの場所にも求人が張り出されていることが多いです。これからの時代の流れから2025年問題などから介護事業は注目を浴びている一つになるため、医療者以外の人が事業所開設に乗り出して来ています。

これらの人達は、事業所を解説するまでは会社経営などの医療と関係ない人が多く、経営として乗り出してくるらしくデイサービスは次々に立ち上がっております。フランチャイズ化されているようです。ですので、求人はもしかしたら看護師より多いのではないか?と思えます。

給料はどのくらい?バイトの時給は?

デイサービスの看護師は夜勤がないために、ママさん看護師になられたばかりの人には時間的には働きやすい環境かもしれません。利用者さんの利用時間帯に合わせて看護師がいる必要があるわけですから、利用者さんが半日とか、一日とか色々あるので看護師も時間での仕事を決めやすいように感じます。しかし、お給料的には一般の病院よりは安いかもしれません。ただ看護師の役割や看護ということをわかっている経営者さんであれば、給料は低くは設定できないと私は思っています。

時給自体は様々で、1,200~1,300円という設置の場所もあれば、その日の看護師が準備できずに当日の急ぎの求人で人材派遣などから紹介があるときは2,000円超えになったりしています。日を追うごとに時間給が値上がりしていくのを求人サイトからの情報で見ていたりすると、いろんな思いがよぎります。ですが、大体の時間給としては1,800円前後のようです。

デイサービスならではのやりがい

普通の看護師と違う魅力

普通の看護師を病院勤めの病棟看護師とすれば、違いは一般の家庭から通所してくる人たちが相手になります。しかも、患者さんではなくて利用者さんとなる。事業所を利用する人達になるのです。小規模事業所であれば10名以下の利用者ですので、一人の方とじっくり時間をかけて向き合うことが可能となるでしょう。大規模事業所となっても利用者さんの医療処置以外は介護士さんがしてくださるのだから看護師は時間的には病棟勤めより時間があるかもしれません。

しかし、施設によっては看護師が介護士のカウントに入ることがあるので、働く前にどのようなシステムになっているか?確認が必要です。更に、地域医療に興味がる看護師には連携の一部分になる事業所がやりがいに感じるかと思われます。病棟という場所は働いているとわからないし、気づかないことが多いのですが、狭い空間で仕事をこなしていることにつながってしまうことがあります。そのように自我流、自施設流になってしまわないように学会や研究などを続けていくのが良いのですが、デイサービスの看護師は、看護師さんとも経営者ともリハビリ担当者とも生活相談員とも話をすることになり、世の中のことも知っていく必要があります。そのようなこともデイサービスの看護師の仕事のやりがい・魅力になるのでないかと思います。

やりがいを感じる瞬間

デイサービスに関して、私はやりがいを感じるまで頑張って行ったことがないのですが、実際にリハビリに特化したデイサービスに働いていた看護師さんに話を伺うと、「通所始めた時にはできなかった日常生活動作が通うことでできるようになってるんですよ」とキラキラした目で語ってくださいました。トイレでズボンの上げ下げができるようになった。このようなことでも加齢によりできなくなったということは筋力の低下からできなくなったことであり、リハビリにて筋力をつけたり、効率よく動かす術を習得したりなどで可能になるのです。

そのお手伝いができる。人はできなかった事が出来るようになると嬉しい。と感じ笑顔を見せてくれます。それが定期的に通所し、コツコツと取り組んできたことであり、年だからしょうがないと諦めていたようなことであれば、なおさら笑顔を達成感で見せてくれます。このような時、「看護師をしていて良かった」「あぁ、この人が続けられるようにお手伝いすることが出来て良かった」など感じ、「やったっ!!」と思える瞬間かもしれません。




デイサービスは高齢者が対象であり、介護認定をとりあえず受けてみたけど、介護度が1~2の人達はとりあえずデイサービスを利用して日常生活が縮小しないようにケアサービスを組むのが、ケアマネージャーの鉄板ケアとなっており、日を追うごとに高齢者が増えていく今後の日本を考えると、暫くは利用者が減ることのない安定した事業となる。このような時代背景と必要性からデイサービスのフランチャイズ化が急速に進み、働く側からするとかなりブラックな事業所も存在するそうです。

もちろん、今後の日本を考えて、ひとりひとりのことを考えて志掲げて始める事業主さんもいらっしゃるかと思いますが介護保険適応サービスであれば貸し倒れの心配がなく利益を上げる事業になりつつあるからです。看護師さん達は「生活のために働いてます」という方もいらっしゃいますが、職場に選んだ通所サービスがブラック企業であるなんて入って見ないとわからないことと思わずに、世の中を広く見て行く力も必要になるのでしょう。

看護師にとっても発展途上の領域なのですから情報を得ていくことが求められています。

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