医師と看護師の関係が良好で患者満足度アップ

ライター:鈴本 鈴

仕事上のパートナーとも言える医師と看護師。この両者の関係が良好だとパフォーマンスも向上し、患者さんの満足度アップにつながります。
ここでは、病院における医者と看護師の関係性について、事例をふまえてご紹介します。

docnurse

病院での医師と看護師との関係

病院において、医療者は皆患者さんに関わる人であり、平等と言われています。
しかし、病院長は医師です。最近は副院長に看護部長があることが見られてきましたが、
病院での力関係は医師>看護師となっています。
何故、このようなことになったか、、、、その昔、看護師は医師に仕事を教わっていたことが影響しているでしょう。看護師が看護師の教育をするようになってから70年も経っていません。
看護師が聴診器を持つようなったのも1976~1978年ぐらいからです。
このような歴史から、医師>看護師の力関係が出来たと考えられるでしょう。現在の病院でも続いていることです。

病院での医師と看護師は不仲なのか

看護師には「苦手な先輩」とともに「苦手な医師」がいたりします。
医師たちは長い時間病院にいます。特に大きい病院であればあるほど長く居ます。労働基準法は適応されていないな、、、と感じるものです。当直をしても看護師のように次の日が明けになるわけではないです。確かに看護師のように一晩中起きて仕事しているわけでなくナースからの呼び出しに応じるという仕事状況ですが、呼び出しがないからといってノンビリ寝ているか?というとそうでもなくて、患者さんは他の病棟にも、ICUにもいたりするので休んでいることのほうが少ないかもしれません。
昼間も外来診療、病棟診療、手術、検査、往診など大変忙しい時間を過ごしています。この忙しさの隙間で看護師とのコミュニケーションを取っているのです。忙しさから不機嫌になることだってあるでしょう。医師も人間です。そのような感情の起伏に当たられたことがある人は「苦手な医師」と感じることがあるでしょう。そうなると関係はギクシャクして話しにくくなり、不仲のようになっていくことが多いです。




医師が求めている看護師を知れば仕事もスムーズ

上述で「医師と看護師は不仲」なことがあると述べましたが、それでは仕事がしにくい。仕事が進まないことも多くなります。解決するには患者さんと同じで相手が何を求めているかを知れば良いのです。
医師達は少ない時間の中で、自分の受け持っている患者さん達の情報を的確に伝えてくれること、優先順位をつけて指示確認をしてくれることを求めています。要は病棟に来たけれども病棟で自分がするべきことを効率良く終わらせて、次の仕事へ移っていきたいのです。これって当たり前でしょう。
では、何が医師が知りたいことなのか?優先順位は何に基づいて立てるのか?ということは経験をしていく中で分かっていきます。新人看護師や2年目看護師が医師の指示確認をしたりすることはありませんし、自分でしようとせずに、先輩看護師に任せるべきです。
医師もホウレンソウしてきている看護師が経験の浅い看護師なのか?などは頭の中で考えています。
自分に余裕があれば相手の成長のために指導をしてくれることもあるのです。

医師の立場と関わりの考え方

医師は私達看護師のしている看護について、口を出してくることはありません。病棟をラウンドして患者さんのオムツが汚れていることに気がついても、決しておむつ交換してくることはないのです。ナースステーションに戻ってきて「○○さんのオムツが汚れていたよ」とは教えてくれる医師は親切な方です。
それを「知ってるならおむつ交換してくれればいいのに」という看護師がいますが、これは間違っています。やりたくないことだからしないのでなく、看護師の仕事であるからしないのです。
看護師も忙しいです。お互い様と思い、お互いが気持ちよく働けるように考えれば良いだけです。
病院内での力関係は医師>看護師かもしれませんが、病棟などの現場では平等の立場で接しています。
まぁ、たまに横柄な医師もいます、それにセクハラしてくる医師もいます。これには相手にしないのが一番です。新人看護師などはセクハラの対処になりやすいのですが、プリセプターに相談するのも必要です。
男と女として現場に立たず、1職業人として毅然と現場で仕事していただきたいです。プライベートで医師とお食事したりなどの機会もあるでしょうけれど、その時の対応が職場での医師や看護師仲間との関わりに影響することもあるので注意しましょう。




看護師の勉強にも医師を活用

看護師の仕事は、医師の治療を理解していないとできない部分もあります。患者さんの理解のために、患者さんに行われている治療を知り、体にどのようなことが起きているのか知る必要があるのです。
こうなってくると医学書を読んだりする必要があるのですが、医師から聞くのも勉強になります。
このような勉強会を病棟で開催している病棟もあると思います。勉強会とまで行かなくても医師のスキマ時間を見つけて、教えてもらうこともできます。医師だって自分達がしていていることを知ってもらえると、的確な報告が来るようになるため助かるのです。
そこで注意したいのは、漠然と「~~(疾患名)を教えてください」漠然とした質問でなく、やはりある程度は自己学習し、わからない部分がわからないという準備をして的確に聞くことが必要でしょう。
自分達の診療科での疾患については、上司に「○○(疾患名)の勉強会をしてもらいたい」とお願いするもの実現するかもしれません。上司が医師に相談してくれるでしょう。この時、上司を飛び越えて勉強会のお願いなどをしないようにするのはホウレンソウの一つですから忘れないように。上司からいらないお説教をいただくことになります。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ