看護師は生涯学習!院内研修を賢く活用して、看護師として成長しよう

ライター:鈴本 鈴

院内研修

看護師にとって卒後の院内教育は就職ポイントになる

看護師が看護学校を卒業した後、基本的には就職をしてからの学習は院内の研修と主体的な学習(研修参加を含む)に任されていきます。

新人看護師の退職者が10人に1人という割合の現在は、新人看護師には研修は行われますが、2年目以降は行われない施設もあります。従って卒後も継続教育の体制を看護部がとっている施設は看護師としての成長の機会になる為チェックが必要です。

その際にチェックするのは、院内研修の主体が看護部であるか、施設であるかが大切です。

施設主体の研修も大切で接遇や医療トピックスなど行ってくれますが、看護師としての継続教育を考えた院内研修は看護部主体であることが多いです。各施設ごとに大きな違いはなく、看護協会の継続教育に則っていることが多いでしょう。

卒後教育の内容から看護師に必要とされていることを知っておく

看護師に必要とされていることについて看護協会が「標準クリニカルラダー」としてまとめられています。

クリニカルラダーとは、看護師の卒後教育においてのキャリア開発のための計画となります。

段階ごとに看護実践能力がまとめられています。

施設ごとに実施する院内研修は違いますが、よく見られる内容は

  1. 組織理解・メンバーシップ
  2. 自己の看護実践の確認
  3. 自己洞察
  4. 問題解決
  5. リーダーシップ
  6. 看護研究

という内容であることが多いでしょう。

施設に沿ったクリニカルラダーがあれば、それに則って自分に何が必要とされているか?ということを確認し、評価していくと、自分の次の段階が明確になりやすいでしょう。院内教育が実施されていなくても主体的に研修を探して外部の研修に参加することも可能です。




研修といえば、看護協会

施設外の研修となると一番種類多く開催されているのは看護協会です。経験的には5年目ぐらいまでの看護師であれば看護協会の研修が一番だと思います。5年目以降は専門看護師や認定看護師に進むか、ジェネラリストと呼ばれる看護師のエキスパートへ進むこと、管理者になるかの方向性を一度は考える時期になるためです。

現在、看護協会の研修はオンラインでも行われているので、「勤務で日付が合わない」ということも少ないでしょう。

また、施設で看護協会に入ることを推奨していたり、看護部で集金をしているような施設であれば、研修参加費が施設から補助されている場合がありますので上司に確認してみるのがお得に研修受講できる方法の一つでしょう。

施設内で看護師の試験があるの?

看護師の職位というと「主任看護師」「看護師師長」「看護副部長」「看護部長」があります。

しかし、施設によっては昇格試験というのが看護師にもあります。大体5年ぐらいの経験とともに看護師としての職位でなくて、施設内での昇級試験で大学病院などに存在します。内容は一般常識と面接であるでしょう。

また、施設内で特殊な看護技術の認定として現在多くの病院が採用しているのが「IVナース」です。

2002年に厚労省が静脈注射は診療の補助業務の範疇であると行政の解釈を変更して、医師の業務を減らすための取り組みとして、2007年に看護師の業務拡大として取り組みを行うことを病院通達されたため、安全に静脈注射を実施するために、各施設が筆記、実施の試験を行ったりしている試験があります。あくまでも施設基準なので他施設に移った時には取り直すことになるでしょう。




現場の成長の鍵はOJT

院内研修は機械教育とも呼ばれoff-JT、offがあればonもあります。On the job trainingのOJTです。

院内研修とすり合わせされているOJTが各部署で出来上がっていることが望ましいでしょう。

どのような仕事でもOJTは大切な教育・指導になりますが、看護師も同じです。

院内教育が施設で行われていなくても、各部署での教育マニュアルが存在したりしています。その診療科で求められる看護行為の指導方法などがまとめられたりしています。

院内教育として卒後教育の充実も大切なことになりますが、機会教育ばかり充実していても職場に戻ってから役立たない状況では学ぶだけ辛くなります。

病院での看護体験などの参加の時に、その場にいる先輩看護師たちに聞いてみることが現場の声として信用できるでしょう。先輩看護師たちの教育に対する姿勢も垣間見れるかもしれないです。




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