看護学会とは?看護師が参加する学会、その魅力と概要を現役看護師が解説

ライター:前川 さちこ

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医者や看護師の先輩達が学会に行ってきたお土産や発表の準備をしている姿を見たことがあるかもしれません。学会とは、医師だけが参加するもの…というイメージもありますが、実際は看護師分野も盛んに学会が開催されています。私も分からないまま参加した2年目から、今では意識的に参加してるくらい、看護師には無くてはならないものだと感じています。ここでは実際にどのようなものなかのかお伝えしていきたいと思います。

看護学会とは?

看護学会の概要、参加者は様々

学問の特定分野における研究や情報を公開して発表する場です。 全国の病院で実践されている 新しい情報さや試みの実践報告が得られます。学術集会ではオープンな場での発表により様々な意見交換が得られるなど、より情報収集の場になります。また、基礎的なことでも、情報として確認できる講座やセッションが組まれており、多彩な情報が得られる場所です。

参加者は医者や看護師、栄養士など、医療に関わる人だけでなく、分野によっては医療とは異なる立場の方も参加されます。もちろん、学生の方も参賀できます。参加には参加費用が必要です。看護師の場合は大体が一万円ほど。所属している施設でが学会に会員となっている場合など、施設会員という場合もあります。わからない場合は受付の係の方が親切に教えてくれるので、聞いてみると良いでしょう。

看護学会に参加するメリットは知識+キャリア

メリットととしては、上記したように知識の確認や最新の情報が得られることです。今やっている看護に行き詰まりを感じていたりしても、他施設の方法を聞いてヒントを得ることが出来たり、もしくは、自分達が今行ってることへの自信にも繋がることもあります。また、自身のキャリアを考えるときに、学会に登録していることや参加していることが「専門分野での自己研鑽」としての評価の1つとしてもとらえられる場合もあります。

2016年の看護学会の一覧スケジュール・カレンダー

スケジュールはどこで確認できる?

年間の全ての学会を網羅したスケジュールがネットで検索出来たり、とても便利になっています。もし、「この分野のは無いかな?」と思ったら、「○○看護 学術集会」と検索してみるとホームページを見ることか出来るので、是非調べてみてください。また、先輩などに聞いてみると、学会だけではなくて、一般には公開されていない研究会など学会より規模の小さな勉強が出来る場があるかもしれません。大きな学会に行くのは少し…という人は研究会から参加してみるのも良いかもしれません。

2016年、注目のテーマは?

その年によって学会を開催する大会長は異なります。多くの場合その時代、時勢を読み取りながらテーマが決められます。皆さんの知りたいこともその時々によって少しずつ変化したり、今はこれ!と言うのがあるかもしれません。その時に自分が注目している分野に参加してみるのもいいと思います。学会それぞれに趣向をこらした、熱心な人がたくさんいらっしゃいます。興味のあるところへたくさん足を向けてみることも今後の自分の「これを極めてみたい」というものが見つかるきっかけになるかもしれません。




看護学会へ行く際の服装や髪型

ラフな格好はあまり好ましくない

基本的にはジーパン、スニーカー、Tシャツやフリフリのスカートにキラキラアクセサリーは無しです。しかし、正直、取り決めはありません。が、自分の所属する施設の名前を出すこと、社会人としてという点では清潔な華美ではない服装を選ぶのが良いかとおもいます。もちろん、発表する場合はスーツが望ましいです。これは個人的な意見ですが、あまりにカチカチし過ぎているのも敷居が高くなるので、もっと、ラフな格好で参加できるといいなぁと常々思っているのは本心です…。

会場や地区・エリアによって異なる?

場所によって異なることはありませんが、地方になると歩いて行く距離が多かったり、会場が何個も分かれていたり…。それによっては歩きやすい靴や服装も少しだけ考慮すると、「足が痛い…」なんて、げんなりしながら貴重な講演を聞くなんてことはないとおもいます。あくまでも、社会人として、大人として、施設の名前を出すものとして考えていく事が大切だとおもいます。

看護学会の論文集や抄録

論文集は所属している病院の図書館など

ご自身の所属する病院で図書館などないでしょうか。また、ご卒業された大学や専門学校に入ることが出来るならば、そちらでも見ることが出来ます。なければ取り寄せや閲覧など問い合わせてみるとよいと思います。また、学会に所属したら抄録集が配布されるのでそちらでのは確認も出来ます

抄録は会場で冊子として配布・販売

学会会場に冊子になって配分、もしくは販売されています。今はアプリ等も作成している大きな学会もあります。日程等もホームページに開催が近くなると表示されます。是非確認してみてください。




学会と聞くと何だか医者や立場が上の人が行くもの…と私は思っていました。しかし、参加してみると同じように悩み、同じように努力している仲間が集う場所であると気づきました。毎回、参加するとモチベーションもあがり、また頑張ろうという気持ちにさせてくれる場所です。もちろん、参加費用はかかります。しかしそれ以上のものが得られる場所です。

そして、施設によっては参加費用を工面してくれるところもあります。演題を発表したり、様々な方法で参加することが出来ますし、もし、自分が学生だった自分に一声かけるなら、「学生のこれから学会に参加しなよっ!」と言ってあげたいくらい、意義のあるものです。なにか興味のある分野があれば、はじめは旅行に行く気持ちで参加してみてはいかがでしょうか?

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