キャリア25年の看護師が教える正しい職場の人付き合い

ライター:鈴本 鈴

病院には様々な職種の方がいて、その立場は、上下はなくて平等です。
力関係は病院によってはあるかもしれませんが基本的には看護師は力関係を意識しないことが患者のためになります。
あまり接することがない職業の人たちとの関係をどのように持つとよいか知っておきましょう。

看護師と検査科の人達とは丁寧に

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出典:http://www.hosp.misasa.tottori.jp/section/kensa/index.html

検査科の検査技師の人たちは基本的に、検査室以外で会うことはなくコミュニケーションをとることがないです。
しかし、入院している歩けない患者さんに対してはポータブル機械が揃っていないとできないですが、「ポータブル」の機械でベッドサイドに来てくれます。
検査技師の人たちも基本的には患者さんのことを考えていますので、できる限りベッドサイドに出向いてくれるのですが、患者さんのために正確な検査を実施することが検査技師の仕事ですから、ポータブルの機械より検査室にある機械の方が正確であるということで、検査科からベッドサイドに好んで出ようとしないことが見られます。
患者状況でベッドサイドで検査しないと無理だ。と看護師が判断したら、何故ベッドサイドでないと無理だともうのかを伝えることが必要で、普段はコミュニケーションすることがない人達ではありますが丁寧に交渉するのが必要でしょう。




看護師は理学療法士と仲良くする方がお得です。

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出典:http://blog.livedoor.jp/wajiro_reha/archives/697250.html

リハビリテーション科にいる理学療法士達は、看護師の看護記録を読んでからベッドサイドに行くぐらい患者さんの理解をする上で看護師の記録を大切なものだと考えています。
医師と同じように良い関係を築いておきたい医療者でしょう。
看護師が立てる看護計画にもリハビリテーションメニューが組み込まれる必要があります。時間が取れるならば医師と看護師、理学療法士の3者で患者さんの治療計画を含めて支援する検討も求められます。
病院によっては毎日いなかったりする可能性があるので、リハビリの時には同席して何をリハビリしているのか?どのようにしているのか?私達看護師が、リハビリが進むために普段からできることを聞いておくのが必要でしょう。

薬剤師が薬の管理もしてくれる?!

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出典:http://www.medical-ocean.net/business/yakuzaisi.html

病院の規模によりますが、病棟担当の薬剤師がいる場合があります。
入院患者さんは高齢化し、非常に多種類の薬を飲んでいる方が多く、その内容を理解している患者さんは少ないです。
入院時にお薬手帳を持ってきてくる人は増えていますが、最近は外来服薬指導料というのが保険点数として頂けるようになって、多剤多種の薬を飲み忘れや間違いが無いように一包化といってPPT包装から出してひとつの袋に入れている人が多くなってます。
入院時に患者さんが内服している薬が何なのか?を調べるのにPPT包装から出されてしまっていると調べるのが時間がかかります。お薬一粒ずつに記載されている番号やアルファベットを頼りに調べていくためです。
そこで、病棟専属の薬剤師がいるとこの役割を担ってくれます。しかし、お薬のことを薬剤師に任せきりになるのでなく、一緒に患者さんを中心に行っていくことは必要でしょう。




MRの人たちと看護師の関係

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出典:http://www.cslbehring.co.jp/s1/cs/jpjp/1255927908548/content/1255927907783/content.htm

MRとは「医薬情報担当者」という人達の事です。製薬会社に勤めていて、病院などに薬の情報を提供している人達の事です。病院の近くにスーツの人達が立って、誰かを待っていることなどがありませんか?その方達が大体はMRの人達です。待っているのは薬を使ってくれる医者です。
直接、看護師がMRと関わることはほとんどありません。
しかし、この人達、ただのサラリーマンでもないです。自社のお薬も含め開発秘話から治験結果までお薬に対しての知識を大量に持っています。
医局の忘年会などに参加することがある看護師はMRと出会うことがありますから、お薬の話を聞いているとタメになりますよ。MRと結婚する看護師もいるようです。

医療機器メーカーの方には勉強会を

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出典:http://sufisaintschool.org/kusuri/shigoto.html

看護の現場は様々な医療機器で溢れてきていると思います。
心電図に始まり、除細動器、看護記録も電子化となり機械がないと現場が回らない状況になっています。
しかし、使いこなすのは看護師ですので使い方をマスターする必要があります。
この使い方を学ぶのに、大体は先輩看護師が実施したりしていますが新しい機械だと先輩看護師もわからないことがあります。そこで教えてくれるのが医療機器メーカーの人です。
この人達は看護師だった人もいます。病院という現場を離れて医療機器メーカーに就職する看護師も居ます。
勉強会自体の依頼は希望があれば上司に伝えて、医療機器メーカーの人と連絡は上司に任せるべきです。外部の人と交渉になるので一看護師がするべきものではないのです。
医療機器メーカーの人の研修でなくても、自分たちで開催する勉強会においてもデモ機を貸してくれたりします。例えば、尿道カテーテルの勉強会を新人看護師に対して企画したとしても、実際に人に尿道カテーテルを入れる動作はできないです。そのような時に下半身だけの人形を貸出してくれたりします。医療機器メーカーの人達は自分達の提供している機械を安全に使ってもらいたいと思っていますので、協力してくるのでしょう。




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