看護師を辞めたいと思っている人必見!新人、2年目、3年目…それぞれの理由とその後

ライター:前川 さちこ

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看護師にとって、頭を悩ませる「辞める」と言う問題を、私自身の経験も踏まえながら、一緒に考えてみましょう。

看護師の辞めたい理由で多いもの

キツイ、汚い、危険…辞めたい理由は…沢山!?

看護師の仕事は、正直、キツイ側面がたくさんあります。ナースキャップを被ってお医者さんの後ろに立ってにこにこしているもの、では決してありません。ドラマで描かれる華やかな手術風景や笑顔で退院を見送る姿の後ろには、生活や治療に介助が必要な方たちのお手伝いや、治療の方向性を決める情報提供や精神面を支えるケアなど、教科書を開いても、テレビを見ても表れることのないたくさんの部分があります。辞めたい理由なんて、正直言い出したら止まらない…何て言うのは実際に皆さんが思っているのでは。でも、「じゃあ、私、辞めます!」とはスッキリいかないもの。モヤモヤしながら、何とも言えない気持ちで働かなくてはいけない日々かもしれないですね。あなたが、モヤモヤした気持ちになってしまう原因はなんでしょうか?

看護師を辞めたい気持ちになる原因

私も例外でなく、辞めたいと思ったことは何度もあります。ミスをしてしまった、患者さんに怒られてしまった、先輩との折り合いが悪い、理由は何だか見つからないけどしんどい…。私もこんなことを思いながら働く時期がありました。あなたの場合はどんなことが辞めたいと思う事でしょうか。人それぞれの原因があります。だからこそ、それぞれの原因に「辞める」と言うことが答えになるとは限らない。すこし考えるのが億劫だけれど、一度、腰を据えて見つめてみるのもいいかもしれません。よくある辞めたい理由を、見ていきましょう。

新人にありがちな辞めたい時、新人時代をを乗り越えてから

悩んだ新人の頃「適正」と「現実と理想のギャップ」

私が初めて仕事を辞めたいと思った時は 、大学で四年も勉強したのに何も出来ないと感じた時でした。今思えば、当たり前ですが、若かったということでしょうか、大学を出て国家資格を持ったというだけで何でも出来る気持ちになっていました。しかし、現実は文字通り右も左も分からない。バイトの時とは全く違う緊張感に責任感。それに押し潰されそうで、逃げたい気持ちで一杯でした。役に立たたず、この仕事に合っていないのかもといつも感じました。先輩からの指導も、今思えば患者第一に考えた故だと分かるけれど、あの時は自分を否定されているようで、ただただ、辛い時間でした。1、2年目で辞めたいと思う理由の上位に挙がるのは「適性」と「現実と理想のギャップ」と言えると思います。私も何度となく、もちろん今も適性と言うことを考え、現実と理想の間で悩みます。そう、何年経っても、やはり明快な答えが出ない問題。だからこそ、悩むなとはいいません。でも、赤ちゃんが歩けるようになるように、一歳ずつ看護師の年齢を重ねた時、適性を考えることや現実世界とのギャップを感じ続けることが、患者さん達の目線を忘れないことに繋がるようになってきました。今感じている悩みは、必ず、自分の力になるということかもしれません。

3年間、続けて見えたこと

新人時代のしんどさを乗り越えても、やはり、3年目には3年目の悩みが生まれてきます。それでも続けることが出来たのは何だろうと考えてみた時、冗談みたいですが、それは患者さんが「看護師さん」ではなく、「◯◯さん」と呼んでくれたことかなと思います。「まだまだだけど、この人のために何か出来たかも」そう思うことが出来たから、続けられています。目の前にいる人の為に、もっと、自分にでにることは無いだろうか。そう、思い始めたのは3年目くらいでした。「どんな仕事でも、3年続けてみろ、そうすれば4年目から、自分のやりたいことが出来るようになる」何処かで聞いた誰かの言葉の通り、今までバラバラになっていた行ってきた仕事が、少しずつ形を成し始めたのはこの頃です。何となく目標が見当たらず、毎日がルーティンワークになってきて、何だか大きな理由は無いけれど「辞めることで変わるかも」と思う人も多いと思います。確かに、それも一理。しかし、視点を変えてみれば、正にこれから看護師の自分が形作られているところなのかもしれません。




看護師からの転職で多い職業、別の仕事は?

保険師や美容系の看護師など

同じ場所で積んでいく経験は、やはり、何かを形作っていくという点ではとても大きな事です。しかし、今後を見据えて、次のステップを選択するならば、何があるでしょうか。大学や専門学校を受験するときから、私達はある程度の職業的な縛りがかかるかと思います。資格を取るために勉強し、それを使って仕事をする事。それは、ある意味、ある程度の社会的な役目を任されていると言うかっこ良さそうな反面、他の事へ飛び出すのを制限されてしまう立場にいるともとることが出来ます。資格を強みとするか、弱味とするか、扱い方は様々ですが、自分の中で成りたい像をイメージすることがまず大切ではないでしょうか。資格を活かすとすれば、最近の人気としては保健師、美容系の看護師です。違うフィールドへいく場合や、資格をパーワーアップさせることも選べる道は無限にあります。要は、あなたが何をしたいのか。それに尽きる、と言うことが言えます。

私達が選べる道って何があるだろう?

そうとは言っても、尽きない悩みやごたごた、それに忙しさに心も身体もくたくたになってしまう…と言うのは、正直なところでもあります。何事もそうかもしれませんが、「大変さ < やりがい」など自分の天秤にかけたくなる時や他の仕事と比較したりする時も有るかと思います。比べてみた時に見えてくるものはそれぞれ違うことでしょう。一度取った資格を活かす道、全く違うフィールドでやってみる道、勉強する事へ戻る道、教える道など…。実際に資格を持っているからといって看護師をやることは義務ではありません。働くうちに、他の物事への興味や女性であれば結婚、出産も人生のターニングポイントに差し掛かることも何度となくあると思います。今の世の中で年功序列があるのは古くさいかもしれませんが、看護の世界ではある意味での年功序列である「経験の強さ」は確かにあります。それをどの様に積んでいくのか。その時に自分の中にほんわりとしていても一貫性があれば辞めること、辞めないことへベターな選択が出来るのかもしれません。

看護師を辞めたい?今の職場を変わりたい?

あなたのモヤモヤの原因は何だろう?

そんな事言われても、よくわかんない…確かにそうかも知れないです(笑)目標や目指すところなんて、見当たらない、そんなことを言いたくなる気持ちも分かります。そんなこと分かったら、辞めるか辞めないかで悩まない、と言われるかもしれません。分からないかもしれない。けれど目を背けては通れない問題がここで明確になります。それは、もし、何らかの自分自身の問題や何となくと言う理由で辞める事を選択するのであれば、多くの場合、場所が変わったとしても同じ問題が生じる事が多いです。なかなか、人間は傾向や考え方を環境を変えるだけでは修正することは出来ません。だからこそ、モヤモヤの原因は何なのかをきちんと見定める事がとても大切になります。職場を変わる事がいいのか、それとも、看護師を辞める事がいいのか。

辞めるにも勇気が必要…それなら。

実際に資格があるからといって看護師をやることは義務ではありません。大きく言えば働くことだって!!それでも私達が仕事をするのは、生活の為に、そして何かをしたいと言う気持ちや誰かの為になりたいなど文字通り生きていくために仕事をしています。何をするにしても、自分がどう在りたいのか、最終的にはそこを問われます。私が仕事を辞めたいと思って辞めようとした時、感じたことがあります。それは、辞めるにもある程度の覚悟や勇気がいります。真剣に考えれば考える程、勇気がいると感じました。「辞める勇気があるならば、今の苦しみも乗り越えられるんじゃないか」とふと、気づいた瞬間がありました。どちらの勇気を優先するかを決めるのは、他の誰でもなく、自分であることに立ち返った瞬間でした。 あなたの場合はどうでしょうか。




本当に辞めたいなら…スムーズな退職・転職の仕方

看護師を取り巻く環境

自分の決断がもし、辞める事に決まった時はどうすればいいでしょうか。転職の場合は就職活動が必要になるのは皆さんも理解されていることと思います。看護師は不足している、と言う風によく言われます。実際に私の職場も人員の不足と言う問題を常に抱えています。何処でも人を求めていると言う、このご時世ではありがたい話。それ故、転職業界も色んな特典をつけてこぞって私達に近寄ってくるのも現実です。色々な思いを巡らせて、次のステップに「辞めること」を選んだのだから、その労力を無駄にしてはもったいない!だからこそ、転職の際には仲買となるところをきちんと明確にして、リスクがあることもちゃんと理解した上で動けると良いかもしれません。また、ここ!!と決めている職場などがあれば、自分自身でアポイントメントを取るなど、何事もクリアに出来る様に心掛けることが、思い描く転職にする第一歩ではないでしょうか。

退職という選択をした時

色んな事を考慮した結果、今の職場を退職することにした時、スムーズに事を運ぶためにはどのようにすればいいでしょうか。まず、あなたの直属の上司にその旨をきちんと伝えることです。辞めてしまえばあとのことは関係ない、わけではありません。どのような職場でも、社会人としての礼儀とわきまえが大切であり、時によっては、前職の辞め方がこれからの職に影響する場合も往々にしてあります。だからこそ、職場の取り決めに応じた対応をすることが一番スムーズな方法と言えると思います。

朝ごはんに何を食べるのか、何時に寝るのか、どの服を着ていくのか、日々は決断の連続です。ご飯と辞める事はもちろん比較は出来ません。でも、自分で何かを決めていく、と言うことは、実は日常茶飯事です。その判断の基準はきっとあなたがどうやって今まで過ごしてきたのかに影響をうけます。自分がどうしたいのか、それを考えていくことは大変だけれど、きっと後悔しない選択を生み出してくれるはずです。みなさんが悩みながらでも選択した答えが、私の様に看護師を経験していくことであれば幸いです。私も時に悩みながら、自分の考える道にを模索していけたらと思います。

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